memo

2011-04-03

systemd-nspawn

systemd の source tree のぞいてたら見つかった。 man systemd-nspawn によると、

chroot と似たようなもんだけど、もうちょっと強いよ。

みたいなヤツらしい。

普通の chroot と違い、以下のようなことをしてくれる。

  • file system や process tree や IPC subsystem の namespace をホストから分離

  • hostname を chroot するディレクトリ名に設定

  • /proc, /sys, /dev 辺りの用意

  • /sys やら /proc/sys やら /selinux への書き込みを禁止

  • ネットワークインターフェスや時計の設定変更を禁止

  • device node 作成を禁止

  • 再起動の禁止

  • kernel module の読み込み禁止

ネットワークの設定は分離されず、ホストの物がそのまま引き継がれる。

LXC よりは弱いみたいだけど、その分設定ファイルの用意なんかはいらないみたい。 そもそも systemd 環境下だと LXC が動かない しな。

パッケージのテストなんかで chroot 使ってたけど、 これからはこっち使ってみることにする。

http://0pointer.de/public/systemd-man/systemd-nspawn.html